避妊手術
今日、チャムの手術日だった。獣医さんに子宮の摘出手術をしていただいた。
あまり深く考えずにいたが、術後自責の念に駆られた。
僕たちの判断は正しかったのか?
妻はしくしく泣いていた。
チャムに見つめられると辛い。思わず目を逸らしてしまう。
昔は、信じられないことだが、優生保護法と強制隔離政策によって、多くの人々が子供の授からない体にされてしまった。もとハンセン病患者の人々だ。
自分自身、、
自分本位でしか生きられないのが、情けなくも愚かだ。愚かとは罪の深さだ。
また、罪を知りつつ見て見ぬふりをする汚い根性も持ち合わせている。上等な凡夫じゃないか。いっそうのこと居直ってやろうか。いや、充分すでに居直っている。
チャムには一生謝り続けるしかない。
僕には、謝らなければならないことが多すぎる。
でも、僕の糞尿のごとく煩悩垂れ流しの無責任人生は死ぬまでつづく。
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